7月4日、鹿児島県曽於市で住宅街で雨に流された土砂が住宅に流れ込み木造平屋建て1棟が倒壊しました。
4日午前6時半前に民家1棟が崩れた土砂に潰されてしまっていると通報が入りました。
この民家には80代の女性が一人暮らしをしており、現状では連絡が取れていません。
鹿児島・曽於市で土砂崩れ 女性1人と連絡とれず(19/07/04) https://t.co/11hxWaLnww https://t.co/Sh487CIKlw
— 今日のニュース動画 (@anewsflash) July 4, 2019
鹿児島県、曽於市で土砂崩れの状況
鹿児島県、曽於市は桜島から東にある市になります。
【曽於市で土砂崩れ 住民行方不明】
4日朝、新たな被害の情報が入ってきました。曽於市でけさ、山の斜面が崩れて住宅が倒壊しているのが見つかり、住人の女性1人の行方が分からなくなっています。#鹿児島 #曽於 #土砂崩れhttps://t.co/7kthih52Cx pic.twitter.com/gTCdlYhYi5— MBCニューズナウ (@MBC_newsnow) July 4, 2019
大雨に見舞われた鹿児島市では、土砂崩れが住宅まで迫る場所がありました。 pic.twitter.com/brSMP9Efhi
— 朝日新聞福岡報道センター (@asahi_seibu) July 4, 2019
https://t.co/7hWEO6yr7Z 南九州を中心とする #大雨 で、鹿児島県では1日だけで平年の7月1カ月分の雨量が観測された場所が、少なくとも6カ所にのぼりました。記録的な大雨のため、土砂災害への警戒が引き続き必要です。映像は 鹿児島県 #曽於市 での #自衛隊 #消防 による捜索活動です(丈) pic.twitter.com/SsCfRHPitg
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) July 4, 2019
朝日新聞2019年07月04日08時59分
鹿児島の民家に土砂崩れ、一人生き埋め? 住民行方不明
県警曽於署などによれば、4日午前6時40分ごろ、鹿児島県曽於市大隅町坂元で、この家に住む一人暮らしの高齢の女性と連絡が取れなくなっており、自衛隊にも救助を要請したという。https://t.co/i06KBpGjez pic.twitter.com/Jpa19AgLc9— オリオンの風 (@orion1223star) July 4, 2019
曽於市以外の地域でも土砂崩れが多くの場所で発生している模様です。
鹿児島県、桜島の様子
昨日まで大雨に見舞われた鹿児島ですが、今日4日(木)10時44分頃、桜島が噴火しました。噴煙は火口上3200mまで上昇。
上空は西北西の風が吹いているため、噴煙は東側に流れる予想です。
垂水市などは念のため降灰にご注意ください。https://t.co/iROaCx4Hyt pic.twitter.com/TEhYFTuRfP— ウェザーニュース (@wni_jp) July 4, 2019
7月4日、午前10時44分頃に鹿児島県にある桜島が噴火しました。
噴煙は火口上3200mまで達していますので、火山灰に注意が必要です。
西北西の風が吹いているため、噴煙は桜島の東側に流れる予想で垂水市などは特に注意して下さい。
噴火の継続時間は短く今はおさまっています。
2006年以降の桜島の噴火を紹介します。
2006年6月4日に昭和噴火の火口跡付近において小規模な噴火が発生しここから噴火の回数は再び増加へ転じました。
2009年以降の活動の活発化傾向は特に著しく、観測所において爆発的噴火と記録され年々増加していきます。
2009年548回、2010年896回、2011年996回となり2012年は885回と前年を下回りますが、これまで観測された記録の上位4位をこちらの4年で占めます。
昭和火口の大きさが2006年11月時点よりも約2.5倍の大きさにまで広がりをみせています。
2013年8月18日16時31分、昭和火口で爆発的な噴火が発生し最も高い5000 mまで達しました。
2020年には大正噴火以前のレベルにまで回復するとみられており大きな被害が出る可能性もでてきています。
鹿児島県、今後の天候
雨のピークは抜けましたがまだまだ、気が抜けない状況になっています。
4日6時から5日6時までの予想降水量は以下の予測になります。
・ 薩摩地方 100~150ミリ
・大隅地方 100~150ミリ
・種子島・屋久島地方 200~300ミリ
現状より南の地区の降水量が増えそうな感じです。
今後は、薩摩、大隅地方が6日頃にかけて記録的な大雨が続く可能性があります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒がまだまだ必要になります。
その他の地域でも地盤がかなり緩んでいますので、少量の雨でも災害が起こる可能性があります。
継続して警戒して下さい。