山口県岩国市立東小と東中で、「多数の犠牲を防ぐためには1人が死んでもいいのか」を問う思考実験「トロッコ問題」を資料にした授業があった事が分かりました。
授業は5月に東中の2、3年生徒、東小5、6年児童の計331人を対象に「学級活動」の時間(小学校45分、中学校50分)であった。同じスクールカウンセラーが担当し、トロッコ問題が記されたプリントを配布して授業をしています。
両校の校長が授業内容を確認していなかったとして、児童・生徒の保護者に文書で謝罪、東小の折出美保子校長は「心の専門家による授業なので任せて、確認を怠った」と確認不足と認めています。
「多数の犠牲を防ぐためには1人が死んでもいいのか」を問う思考実験「トロッコ問題」を資料にした授業が山口県の小学校と中学校であり、両校の校長が児童・生徒の保護者に文書で謝罪しました。https://t.co/IIvpsmTorz
— 毎日新聞 (@mainichi) September 29, 2019
トロッコ問題、岩国市の小中学生に!の反応
こんなんだから、日本では幼少期からのリスク教育ができないんだよね😭命の授業(豚を育て食べる)と同様だと思うけど。こういうジレンマは、生きていれば必ず遭遇する。世の中は綺麗事だけでは生きてはいけない。生命倫理は複雑よ
授業でトロッコ問題 学校謝罪 2019年9月29日 https://t.co/rJeWwDm0j4
— 薬袋摩耶 (@minai_maya) September 29, 2019
今の日本は異常社会。モラルジレンマはこれからを生きる子どもたちには必要不可欠。それすらも理解できない親や教委があることに驚きを隠せない。完全に教育崩壊していないか。
死ぬのは5人か、1人か…授業で「トロッコ問題」 岩国の小中学校が保護者に謝罪 – 毎日新聞 https://t.co/TcZbrQlrAI
— たつべい (@tatubei05) September 29, 2019
トロッコ問題って「多数の犠牲を防ぐためには1人が死んでもいいのか」って単純な話ではなかったはずだけど…こういうジレンマってのはまず明確な答えが無いってのをまず説明すべきだったのかな。
— キチ丸 (@kithimaru) September 29, 2019
”授業は、選択に困ったり、不安を感じたりした場合に、周りに助けを求めることの大切さを知ってもらうのが狙いで、トロッコ問題で回答は求めなかったという。”
この狙いとトロッコ問題ってのがちょっと結びつかない。
— 国語科教員 (@coda_1984) September 29, 2019
授業は、選択に困ったり、不安を感じたりした場合に、周りに助けを求めることの大切さを知ってもらうのが狙いで、トロッコ問題で回答は求めなかったそうです。
トロッコ問題とは
明らかに教材の選択ミスでしょ。 トロッコ問題は選択肢が限られた中でどっちを選ぶべきかを考える哲学の題材であって、そんなカウンセリングに使うようなものではない(と思う)ぞ。 トロッコ問題を扱いたいならマイケルサンデルさんの動画を見れば大体は問題ない。
みんなも見てね! pic.twitter.com/710PYlgaOT