東京都は本日より5月8日までバン クシーによく似た絵を公開をしてい
ます。
新宿区の都庁第一本庁舎2階で展示 あれており10連休中も見学可能に
なっています。
このねずみの絵は都所有の防潮扉に 描かれていたもので今年の1月に混 乱を避ける為に都は撤去してて保管
していました。
まだ本物かどうかの最終判断は出来 ていませんが、専門家の意見で本物 に近いとの報告を受け小池知事は公
開に踏み切ったようです。
目次
バンクシーとは
バンクシーとはイギリスを拠点とする 匿名のストリートアーティストで
芸術テロリストとも呼ばれています。
バンクシーの特徴を紹介します。
型紙を用い、街中の壁などに反資本主義や反権力など政治色が強いグラフィティを残したり、メトロポリタン美術館や大英博物館などの館内に無許可で作品を陳列するなどの行為を行う。
街頭などのグラフィティにこだわり、企業や音楽家などの依頼は全て断っている。
2002年に日本のファッションブランド「モンタージュ」にTシャツの図案を2種類、 2003年にブラーのアルバム『シンク・タンク』のジャケットをそれぞれ提供して以後、ソニー、ナイキ、マイクロソフト、ミュージシャンのデヴィッド・ボウイ、オービタル、マッシヴ・アタックなどの申し入れを断っている。
多くは街頭の壁面などに無断で描かれ、落書きとして行政が清掃などの際に消去する事例もあるが、描かれた壁面をアクリル板で保護する建物所有者]も見られた。
2007年2月のサザビーズオークションで作品6点が372000ポンドで落札された。
2009年6月13日から8月31日までブリストルの市営美術館で大規模展「Banksy versus Bristol Museum」が催された。
2010年にドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を監督してアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた。
2015年にイギリスで期間限定のテーマパーク「ディズマランド」を演出した。
「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」「セービング・バンクシー」「バンクシーを盗んだ男」などドキュメンタリー映画が多数制作されている。
バンクシーの絵は高い評価を受ける 事があるケースも多くありますが、 落書きとして消去される場合もあり
対応はまちまちになっています。
例えばこの裸の男が窓からぶら下が っている絵ですが、イギリス、ブリ ストルのフロッグモア・ストリート
に書かれた絵です。
この絵は市議会によって消去されよ うとしていましたが、住人の中には この絵で街が明るくなったとの声も 聞かれ住民にアンケートを
とりました。
その結果、97%が絵を残す事に賛 成しイギリスで最初の合法的な作品
として認められました。
この作品は2006年に作成された
物です。
ただ、バンクシーが何者かについて
はいまだに不明なままです。
バンクシーの東京のネズミ絵
バンクシーのネズミの絵が公開され
るまでの経緯を説明します。
東京都は25日、都が管理する港区の防潮扉に描かれていた、路上芸術家バンクシーの作品に似たネズミの絵を都庁第1本庁舎2階で公開した。
5月8日まで展示する。
絵はA4サイズほどの大きさ。傘を差してカバンを手にしたネズミが1匹描かれており、バンクシーの写真集に収録され、2003年に東京で描いたとする絵と酷似している。
都は昨年12月に情報提供を受け「落書きは容認できないが、本物なら保全の必要がある」と扉の絵がある部分を取り外して保管していた。
都は写真共有アプリ「インスタグラム」を通じてバンクシーにメッセージを送り、作品の真贋(しんがん)を問い合わせたが返答はなく、「バンクシー作品らしきネズミの絵」との説明文を付けた。
午前11時前の公開時には約50人が並び、江東区の無職石川昭弘さん(71)は「話題の絵なので見に来た。本物と信じたい」。
大田区の音楽講師田村暁子さん(74)は「思っていたより小さかった。真贋(しんがん)は謎のままの方がずっと話題になって良いのでは」と感想を述べた。
都の担当者は「今後も本物かどうかの確認を続けたい」とし、展示終了後も絵の保管を続ける。
バンクシーは2000年から2003 年にかけてバルセロナ、東京、パリ 、ロサンゼルス、イスラエルを訪問 しており各地に作品を残しています がこの絵もその内の一つではないか
と言われています。
この作品はバンクシーの公式の本に
も紹介されています。
あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。 pic.twitter.com/aPBVAq3GG3
— 小池百合子 (@ecoyuri) January 17, 2019
ただ、公式の本の絵とは反転してい る事やバンクシーからのコメントも ない事から真贋の確認は出来て
いません。
もし本物であれば2000万円以上 の値がつくのではと評論家の中では
いわれているそうです。
バンクシーのこれから
バンクシーはネズミの絵をよく描き ますが、このような説明をして
います。
「やつらは許可なしに生存する。やつらは嫌われ、追い回され、迫害される。やつらはゴミにまみれて絶望のうちに粛々と生きている。そしてなお、やつらはすべての文明を破滅させる可能性を秘めている。もし君が、誰からも愛されず、汚くてとるに足らない人間だとしたら、ネズミは究極のお手本だ。」
中央集権権力に対するバンクシーの 考えが込められておりその権力は効 率的ではないという考えを持って
います。
バンクシーの活動はこれからも継続 し我々にメッセージを送り続け事で
しょう。
–その他