7月9日、NHKから国民を守る党の政見放送が話題になっています。
いつも通りに立花孝志代表がNHKをぶっ壊すを連呼し政見放送が始まります。
その発言が終わり2名の候補を紹介します。
1人目は浜田聡さんで、原稿を坦々と読み上げる感じで終了しました。
ところが2人目の岡本ゆきのぶさんはなかなかインパクトのある発言をされていました。
立花孝志代表がNHKから国民を守る党の鉄砲玉との紹介に続いて岡本ゆきのぶさんの発言が始まります。
ボーといきてんじゃねNHKから始まりチコちゃんが叱るんじゃねえ!この岡ちゃんが激怒してるんだと叫びました。
これを見た方は驚いた方が多いのではないかと思います。
目次
NHKから国民を守る党政見放送の反応
*岡本ゆきのぶさんの紹介は17分から約1分です。
NHKをぶっ壊す!【政見放送】 NHKから国民を守る党【立花 孝志他3名】全国比例区 https://t.co/f53YX6DVo1 @YouTubeより
岡本ゆきのぶ力入ってるな— Izayuke@オリ坊 next7.13 オールスターゲーム(甲子園) (@Izayuke89) July 10, 2019
先ほどの政見放送はメチャクチャ面白かったです。 「ボーッと生きてんじゃねえぞ、NHK!」と叫んだ時に 職場の老人ホーム内では 施設利用者も職員もみんなゲラゲラ笑ってました。 ところが 公明党の政見放送が始まると
施設利用者の1人が怒ってチャンネルを変えてしまいました。
— 希望を胸に! (@atsuchaman) July 10, 2019
【動画】NHKで放送事故・・・ NHKから国民を守る党がNHKで暴れるww「NHKをぶっ壊す!」「スタジオにいるNHK職員の方もご一緒に「 「NHKをぶっ壊す!」」ww https://t.co/5D15lIdPQB.
— ツイッター速報 (@tsuisoku) July 10, 2019
NHKから国民を守る党の政見放送を見たんだけどクッソ面白いwwwwwwww
入れるとは言わないけど— そーさん (@sou119gram8) July 10, 2019
NHKから国民を守る党、怖くなりすぎで草
— ろうそく (@rosokun_e) July 10, 2019
【悲報】NHKで放送事故 NHKから国民を守る党の政見放送 : キニ速
手話通訳いなかったのか https://t.co/WZTxvYduAy— Izayuke@オリ坊 next7.13 オールスターゲーム(甲子園) (@Izayuke89) July 10, 2019
NHKから国民を守る党の政見放送は、政策の話より面白さへの反応を表す方がほとんどでした。
老人ホームでお年寄りからかなりうけていたのツイートには驚きました。
NHKから国民を守る党とは
NHKから国民を守る党は2013年に発足し第25回参院選において届出た略称はN国党(エヌこくとう)又はN国の略称も用いられる事があります。
元日本放送協会(NHK)職員でインターネットテレビ「立花孝志ひとり放送局」代表取締役社長の立花孝志が2013年6月17日に「NHK受信料不払い党」の設立を届出、7月23日に現在の党名になり現在に至ります。
2015年4月に立花孝志代表が千葉県船橋市議会に当選し議席を獲得します。
2016年東京都知事選挙に立花孝志代表がが立候補し政見放送でNHKの現状を批判、「NHKをぶっ壊す!」と連呼し注目集めますが落選します。
NHK放送センターで収録されておりNHKへの批判を延々としゃべる政見放送には驚きの声があがりました。
2019年の統一地方選挙においては首都圏・関西のベッドタウンを中心として47人が立候補し、26人の候補者が当選しました。
第25回参議院議員通常選挙では、、比例区4名、選挙区37名の計41名が立候補しています。
結党目的はNHK放送のスクランブル化を最終的な目標としており達成された際には党を解党、自身も議員を引退すると立花孝志代表は明言しています。
スクランブル化とはお金を支払わないと番組を見れない仕組みの事をいいます。
NHKから国民を守る党のこれから
党の主張に関わる主な訴訟を紹介します。
「イラネッチケー」をめぐる裁判
2015年6月1日、立花がテレビジョン放送のうちNHKだけを受信しないようにする帯域除去フィルタ機器「イラネッチケー」を取り付けNHKとの受信契約義務が無いとして東京地方裁判所に債務不存在確認訴訟を起こしました。
結果はイラネッチケーを設置しても取り外せばNHKは受信できる理由から、立花孝志代表に対し一か月分のNHK受信料の支払いを命じています。
短期賃貸マンション受信契約裁判
短期賃貸マンション(レオパレス21)入居者がNHK受信料を不当に支払わされたと訴訟し立花孝志代表は支援をしました。
一審判決では、入居者には受信料の支払い義務はなかったとの判決が出ますが、NHKは控訴、二審では入居者には支払の義務があると判決は覆りました。
原告は上告しましたが、最高裁判所は訴えを退け、NHKの勝訴におわりました。
ワンセグ裁判
埼玉県朝霞市議会議員・党副代表(当時)の大橋昌信さんが、テレビを設置しておらずワンセグ機能付き携帯電話でのNHKへの受信料の支払い義務は無いと訴えます。
2016年8月26日、さいたま地方裁判所は、大橋昌信さんの主張を認め、支払い義務は無い判決をだしました。
NHKは東京高等裁判所に控訴し東京高裁はNHK側の主張を認め、大橋昌信さん敗訴の判決が言い渡されました。
大橋昌信さんは最高裁判所に上告しますが、最高裁は上告を退け判決は確定しました。
このように、裁判では苦戦をしておりNHK放送のスクランブル化もなかなか長い道のりではないかと思われます。
–その他