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チュラウミカワリギンチャクは新種!美ら海水族館で15年間飼育!水族館の名前で命名!

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12月10日付、日本動物学会の学会誌(電子版)に沖縄美(ちゅ)ら海水族館(沖縄県本部町)で15年間飼育されていたイソギンチャクが新種だった事が発表されました。

水族館の名前にちなんで「チュラウミカワリギンチャク」と名付けられました。この属にはこれまで1種類しかいないと考えられていたが、101年ぶりの新種発見となります。

東京大や鹿児島大、水族館などの研究チームが、海外の博物館にある標本と比較したり、無人潜水艇で深海を調査した結果、特定しました。

チュラウミカワリギンチャクは新種!の反応

チュラウミカワリギンチャクは新種!発表内容

1.発表者:
泉 貴人(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 博士課程 3年生)
藤井 琢磨(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター 特任助教)
柳 研介(千葉県立中央博物館分館海の博物館 主任上席研究員)
藤田 敏彦(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 併任教授)

2.発表のポイント:
◆沖縄美ら海水族館で約15年間飼育されていたヤツバカワリギンチャク科のイソギンチャクを、クローバーカワリギンチャク属の未記載種と同定し、チュラウミカワリギンチャクという和名で新種記載した。
◆チュラウミカワリギンチャクは、101年ぶりに記載された本属の種(2種目)である。また本研究では無人潜水艇ROVを用いた生態の観察等、科のレベルで初めての試みが行われた。
◆水族館には、種類の不明な生き物が飼育・展示されていることも多い。今回のように研究者が提携することで、学術上重要な発見があると共に、水族館の展示もより充実することが期待される。

3.発表概要:
沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町)の予備水槽(注1)において飼育されていたヤツバカワリギンチャク科のイソギンチャクは、15年間その種が判別されていなかった。これは、イソギンチャク類の種同定には研究者による特殊な分析作業(注2)を必要とするためである。
今回、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻の泉貴人大学院生らのグループが本種の分類を試みた結果、本種はクローバーカワリギンチャク属(新称)の未記載種と判明したため、当グループは本種を新種「チュラウミカワリギンチャク Synactinernus churaumi」として記載した。本属は101年前に設立されて以来、長らく1属1種であったため、約1世紀ぶりに2種目が発見されたこととなった。
水族館には日夜、種はおろか属や科も分からない種が多数搬入されており、飼育・観察が試みられている。その中には、未記載種や世紀を跨いで採集された種など、著しく貴重な生物が混ざっていることが予想される。今回のチュラウミカワリギンチャクの新種記載は、研究者と水族館が提携して研究成果を挙げた好例となった。

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