6月7日、俳優の杉良太郎さんが75歳の誕生日を前に運転免許証を返納しました。
杉良太郎さんは2カ月後の免許の返納を決めていたそうですが、池袋の事故を見て早く返納する事を決めたそうです。
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— NHKニュース (@nhk_news) June 7, 2019
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杉良太郎の男前伝説
杉良太郎さんはボランティアでの行動や発言がとにかく男前で有名です。
刑務所への慰問は半世紀以上で、特別矯正監を2008年に法務大臣より任命されています。
ベトナムの孤児への支援も20年以上で、養子も80名以上いるそうです。
なぜ養子をとる事になったかというと孤児院にプレゼントを届けた時にプレゼントを受け取らな子供がいたそうです。
理由を聞くとプレゼントはいらないから両親が欲しいと言われ、心を打たれた杉良太郎さんはその子を養子にしたそうです。
その女の子も今は38歳になり結婚して幸せに暮らしているそうです。
杉良太郎さんはたくさんのボランティアで社会に貢献していましたがその事を知る人はほとんどいませんでした。
昔はボランティアの理解が薄く、売名行為と取られる事も多く、周りの人に口外しないようにしていたからだそうです。
平成になってからは大震災が発生が続きその度に支援をされてきました。
阪神・淡路大震災
避難所に飲料水、医薬品、医療などの物資2トンと巻きずし1000本を寄付しました。
新潟県中越地震
川口町にカレーライス900食、県災害対策本部に支援物資(簡易トイレ500個、携帯用カイロ6000個、ブルーシート100枚など)
東日本大震災
歯みがき一式を1万セット、クレベリン業務用セット2000セット、入れ歯洗浄剤500個、水2トン、下着類は4000枚、だるまストーブ21台、石油ストーブ8台、そして灯油にガソリンなどの燃料を用意し宮城県石巻市雄勝町に自ら行かれました。
用意した車両は、冷蔵・冷凍車2台、乗用車7台、20トントラック2台、タンクローリー車1台、のべ12台になりました。
そしてあるインタビューで売名行為と言われる事はありますかと聞かれこのように答えます。
「ええ。偽善で売名行為ですよ?数億の私財をなげうって名を売ってます。ぜひ皆様もおやりになるといい。」
その後、補足としてボランティアにはたくさんのお金がいるので、寄付出来る人はすればいい。寄付できない方は時間を使って作業をすればいい。両方できなければ、その行為に拍手を送るだけでもいいと語っています。
こんな男前の発言ができるのは、杉良太郎さんしかいないでしょう。
熊本地震
避難所の長嶺小学校と国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」を訪ね支援物資を届けています。
避難所となっている熊本刑務所にも訪ね、被災された方を激励されたそうです。
芸能人の支援活動について「売名行為と批判する人もいるけど、それなら『国民総売名行為』をした方がいい」と支援の必要性を力説しています。
杉良太郎の奥様もスゴイ!
杉良太郎さんの奥様は演歌歌手の伍代夏子さんです。
伍代夏子さんは杉良太郎さんが趣味を聞かれ伍代夏子と答える程、ほれ込んでいます。
伍代夏子さんは見た目はおしとやかな美人ですが、正確は竹を割ったような男らしい性格のようです。
ボランティア活動には積極的に参加しいやな顔など一つもみせずに炊き出しなどを手伝われるそうです。
杉良太郎さんのボランティア活動を見て影響を受けたとは思いますが、もとからもっている人を助けてあげたいという気持ちの強い方だと思います。
東日本大震災の時
俳優の杉良太郎さんは大量の物資を支援が遅れていた宮城県雄勝町まで運び、車中泊を続けながら約10ヶ所で1万食以上の炊き出しを提供した
「売名行為では?」との声に「ええ、偽善で売名行為です。今まで数十億円使いました。皆さんも数十億円で名前を売ればいい」と答えたという pic.twitter.com/XyjAbzVvuV
— ShounanTK (@shounantk) March 10, 2019
杉良太郎夫妻はボランティアの考え方を変えてくれた功労者だと思います。
杉良太郎のこれから
杉良太郎さんの今回の免許書返納は素晴らしい行為だと思います。
ただ、本来であれば、年配の方程、車は必要なのも確かです。
国が、車がなくても生活できる補助をしてあげる事も重要になるでしょう。
まずないとは思いますが、杉良太郎さんみたいな方が政治に出てきて頂いたらいいのにと思ってしまいます。