千島列島、ライコケ島大噴火!雷公計島の噴煙は1万メートル超に到達! | サイネタ

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6月22日、千島列島の火山噴火の影響で一部国際線が迂回運航、遅延が発生 している模様です。

噴火は千島列島のライコケ島のようです。

ひまわり8号の画像で確認する事が可能です。

千島列島のライコケ島 噴火による噴煙みたい

茶色にビックリした pic.twitter.com/w9GwSusqBN

— 奥田純代【気象予報士スクール講師】@Team SABOTEN (@SOOMIN_SABOTEN) June 22, 2019

目次

千島列島とは

https://ja.wikipedia.org 引用

千島列島は、北海道本島の東端から北東に,カムチャツカ半島まで連なる全長約1200kmに連なる島群の事をいいます。

得撫島以北を北千島、択捉島以南を南千島と呼び、南千島に対する日本の領有権を主張する立場から、これらの島々を北方領土と呼びます。

択捉島、国後島、色丹島および歯舞群島を北海道の属島と日本政府は考え、ロシアに返還を求めています。

環太平洋火山帯の一部をなす火山列島で、今でも多くの島が活発に火山活動しています。

地震も頻繁に起こり、2006年、11月15日にシムシル島東方沖でマグニチュード7.9の地震がありあした。

さらに2007年、1月13日にも同じ場所で、マグニチュード8.2の地震が発生しています。

千島列島の気候は厳しく、年平均降水量は760mmから1000mmと多めで、ほとんどは雪になります。

列島南部の国後島東端にある爺爺岳も 1,822mの高さになりますが、最高峰は最北端の島、阿頼度島の阿頼度山で、海抜は 2,339mです。

海の生物は、アムール川の運ぶ養分を含んだオホーツク環流と、カムチャツカ半島東岸を流れて千島列島北部から入り込んだ養分豊かな親潮がまざり、北太平洋でも最も魚の繁殖に適していると言われています。

マス、タラ、カレイ、その他商業的価値の高い魚が多く、明治前後から日本の漁民の活動の場になっていました。

オットセイは毛皮採取のために乱獲されほぼ絶滅してしまいました。

今回の噴火したライコケ島は一万頭のオットセイが生息していましたが、絶滅しています。

ラッコも毛皮貿易のため19世紀に乱獲されていましたが、20世紀半ば以降ほとんど狩猟が禁止されたおかげで、千島列島内での生息地が復活してきています。

近代国家による領有以前にはアイヌ民族などが先住していましたが、現在はロシア領となっています。

千島列島の噴火の状況

千島列島の火山噴火、北海道を含めたもう少し全景で。 pic.twitter.com/Tm4CuLcizJ

— ふぐり日記(上大岡アッパーラージヒル) (@yukihilog) June 22, 2019

こちらの画像はライコケ島の噴火の動画になります。

かなり広範囲に噴煙が広がっているのが分かります。

千島列島で噴火だって 航空機が迂回してますね

リアルタイムひまわり画像でも確認 pic.twitter.com/uYNXqqDRhC

— ぁな✨☆彡かにゅふぁ🐈(Cats)next島根 (@ana_another) June 22, 2019

飛行機も噴煙を避けて迂回している為にこれから遅延など影響がでてくる模様です。

今年の5月28日には、北海道から800キロほど北東に位置する千島列島のひとつ、パラムシル島で爆発的噴火をしました。

KVERTは噴煙の高さは最大で火口上空6000メートルに達する可能性があるとして飛行機の迂回などをうながしていました。

標高1156メートルのエベコ山は、2016年10月以来、2年以上にわたってたびたび噴火を繰り返しており活発な活動は継続中です。

航空カラーコードは危険度が2番目に高いオレンジが発令されており、噴火の規模は中規模でしたが、パラムシル島北部のセベロクリリスク空港などの運行に影響を与えました。

千島列島の噴火のこれから

千島列島のライコケ島の山が噴火したようです。気象衛星からの動画でも噴火の様子がはっきりわかります。(左の方に見えるのが北海道です) pic.twitter.com/6o48VcrXGF

— 河津真人🌧️TBSあさチャン!お天気キャスター (@makotokawazu) June 22, 2019

千島列島ライコケ(雷公計)島の火山が噴火したのは95年振りになるそうです。

1924年2月15日の爆発となり、 1778年の噴火は、山頂の3分の1が崩壊するほどの爆発規模だった事も記録に残っています。

明治時代は日本の領土で、名前の由来はアイヌ語で「地獄の穴(火口)」を意味します。

東京VAAによると爆発は継続的に続いており噴煙は東に向かって流れている事も確認出来ています。

引き続き、警戒が必要で航空への影響はまだまだ出ると思われます。

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