岩屋防衛大臣は6月2日にシンガポールで米国のシャナハン国防長官代行、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と会談を行いました。
北朝鮮の完全な非核化実現に向けた連携の推進という点では方向性が一致しました。
ただ、北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射については各国での温度感に差が出ました。
去年12月、韓国軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に射撃管制用のレーダーを照射したとする問題も棚上げする考えを示しました。
日米韓、北の非核化へ連携 防衛相会談https://t.co/vITDwjKr3y
→共同声明では、国連安全保障理事会決議に従い、北朝鮮に国際的な義務を順守させることが「国際社会の共通目標」と明記
→岩屋氏は「北朝鮮への制裁は緩めない。しかし対話を継続し、非核化を実現させることが大事だ」— 産経ニュース (@Sankei_news) June 2, 2019
韓国国防相 悪化している日韓関係の改善に意欲 #nhk_news https://t.co/1GZok4fsfc
— NHKニュース (@nhk_news) June 2, 2019
目次
岩屋防衛大臣とは
岩屋 毅 防衛大臣 入閣 pic.twitter.com/UJJAyrynyb
— ♤ya-surin (@statuspiano3142) October 1, 2018
☆氏名: 岩屋 毅(いわや たけし) ☆生年月日:1957年08月24日 ☆出身地:大分県 ☆出身高校:別府市立青山小学校・青山中学校を経て鹿児島ラ・サール高校入学。 ☆最終学歴:1981年早稲田大学政治経済学部卒業. ☆趣味/ジョギング・映画鑑賞・音楽鑑賞・読書・ドラム・ブルースハープ(音楽はローリングストーンズの大ファン) ☆好きな食べ物/カレーライス、丼物、ネギソバ ☆出身分野: 議員秘書等. ☆党派:自民党 ☆当選回数:衆議院 8回 ☆主な経歴:1980年4月 1980年4月衆議院議員秘書 1987年4月大分県議会議員 1990年2月衆議院議員 1996年12月新進党県連会長代行 2000年6月衆議院議員 2002年1月自民党副幹事長 2003年11月自民党国防部会長 2006年9月外務副大臣 2008年9月衆議院文部科学委員長 2010年9月自民党国防部会長 2012年10月自民党総務副会長 2014年9月自民党党・政治制度改革実行本部長
2015年11月自民党中央政治大学院学院長
昭和62年(29歳)に大分県議会議員に初当選をはたします。
平成2年(32歳)に衆議院議員初当選します。
平成13年には防衛庁長官政務官を務めます。
新進党に在籍していた時に一度、落選も経験しています。
岩屋防衛大臣はパチンコチェーンストア協会のアドバイザーをされていました。
その関係もあり韓国に対して厳しい姿勢をとる事は難しい立場にあるようです。
このアドバイザーですが、鳩山邦夫、野田聖子、桜田義孝も関係があったようです。
岩屋防衛大臣の非公式会談
岩屋防衛大臣は韓国の国防相との正式な会談に意欲を示していましたが、見送られました。
レーダー照射問題をめぐり日本は非難していましたが、韓国は事実ではないと否定し意見に食い違いがでています。
その事から事務方の調整でも折り合わず建設的な意見はかわせないとの判断が理由と思われます。
そのような状況でしたが、岩屋防衛大臣は非公式会談を申し込み実現します。
約30分の会談でしたが、やはり平行線に終わり今後の事を考えこの話を棚上げし関係改善を優先するとコメントしました。
韓国に非がある重大な課題を棚上げして融和に転じれば、相手から侮られるだけでなく同盟国や友好国の信頼をも損ねる事になりかねません。
自衛隊員の士気低下も心配されています。
先のトランプ大統領の来日での日米の強固なアピールを活かす事が出来ていないと感じます。
岩屋防衛大臣のこれから
「極めて危険」韓国軍レーダー照射を岩屋防衛相が批判https://t.co/w0FndQqdgw
→火器管制用レーダーはミサイルを発射する際に対象を捕捉するために使われるもので、照射は攻撃を前提とする行為
→平成25年1月に中国海軍から自衛隊機に行われた事案があるが、韓国軍からの照射は初めて— 産経ニュース (@Sankei_news) December 21, 2018
今回の韓国との問題だけでなく中国との南シナ海での問題も棚上げの状況になりつつあります。
尖閣諸島をめぐっては1日、中国海警局の船が領海外側にある接続水域で51日連続で確認されています。
これは、過去最高記録を更新しており日本にとっても重要なシーレーンを守る事が厳しい内容です。
現状の問題を棚上げし、先へ話を進めようとする姿勢に疑問や更迭を望む声まででています。
安易な融和姿勢は国内外に誤ったメッセージを発信しかねない危険な事であるのは間違えなさそうです。
避けて通れない問題もある事を理解し交渉していく事が一番、大事と思われます。
–その他