#サニブラウン が11日(日本時間12日朝)、アーカンソー州フェイエットビルで行われた大学南東地区選手権の男子100メートル決勝で、日本歴代2位となる9秒99(追い風1.8メートル)をマークして1着に入りました。 https://t.co/xwhn7jkra3
— 毎日新聞 (@mainichi) May 11, 2019
目次
サニブラウンの9秒台の流れと動画
陸上男子短距離のサニブラウン アブデル・ハキーム選手が11日、アメリカで行われた大会の男子100メートルで、日本選手として2人目の9秒台となる9秒99をマークして優勝しました。
20歳のサニブラウン選手は、アメリカのフロリダ大学を拠点に来年の東京オリンピックを目指していて、11日はアメリカ アーカンソー州で行われた大学の南東地区選手権で男子100メートルの決勝に出場しました。
サニブラウン選手は中盤からの力強い加速でトップに立ち、最後は競り合いを制して9秒99の1着でフィニッシュし、優勝しました。
風は追い風1.8メートルで、この記録で東京オリンピックの出場資格の1つ、参加標準記録を突破しました。
日本選手の9秒台は、おととし9月に桐生祥秀選手が9秒98の日本新記録を出して以来、2人目です。
サニブラウン選手は昨シーズンは右足の肉離れでレースから遠ざかっていましたが、復帰した今シーズンは先月、追い風参考記録ながら10秒06の好タイムをマークするなど調子を上げていました。
100メートルのおよそ1時間半前には400メートルリレーの決勝で2走を務めていましたが、疲れを感じさせない走りで自己ベストを一気に0秒06更新しました。
将来担うスプリンター サニブラウン アブデル・ハキーム選手は、ガーナ出身の父親と日本人の母親を持つ20歳。
1メートル88センチの体格を生かしたストライドの大きな走りが持ち味です。
16歳だった2015年に世界ユース選手権の男子100メートルと200メートルで2冠に輝き、200メートルではウサイン・ボルト選手が持っていた大会記録を更新するタイムをマークしたことで、将来を担うトップスプリンターとして世界的に大きな注目を集めました。
この年、国際陸上競技連盟の新人賞に当たる「ライジングスター・アワード」を受賞しました。
けがの影響もあってリオデジャネイロオリンピックの出場は逃しましたが、2017年の世界選手権では200メートルで史上最年少となる18歳5か月の若さで決勝進出を果たすなど、10代からめざましい活躍を見せてきました。
高校卒業後はアメリカの強豪、フロリダ大学に進学して新たな環境で競技を続け、昨シーズンは右足を痛めてレースから遠ざかりましたが、今シーズンは先月、追い風参考記録ながら10秒06の好タイムをマークするなど、100メートル9秒台に向け順調に階段を上っていました。
https://www3.nhk.or.jp 引用(動画あり)
ユース時代から注目選手で東京オリン
ピックでも代表候補の一人です。
サニブラウンの経歴
サニブラウン アブデルハキーム ・生年月日 1999年03月06日 ・所属 東京陸協 ・出身地 東京都 ・身長/体重 188cm/78kg ・出身校 城西中(東京)→城西大学附属城西高校 ・自己ベスト 100m:9.99(2019.5) 200m:20.32( 2017.6) ・主な代表歴
世界選手権(17ロンドン、15北京)
成績 2015年
世界ユース200m1位
世界ユース100m1位
世界選手権200m準決勝
日本選手権200m2位
日本選手権100m2位
2016年セイコーGGP川崎 100m
5位
静岡国際200m2位
2017年セイコーGGP川崎 100m
4位
日本選手権200m1位
日本選手権100m1位
世界選手権100m準決勝
世界選手権200m7位
年次ベスト
100m
2013年10.88中学3年2014年10.45高校1年
2015年10.28
高校2年 高校歴代5位(当時)2016年 10.22
高校3年 高校歴代2位
2017年10.05
2018年10.46
200m
2013年21.85中学3年2014年21.09高校1年
2015年20.34
高校2年 日本歴代8位(当時)、日本高校記録2016年20.54高校3年
2017年20.32
2018年20.64
怪我の影響を全く感じない走りでし
たので完全完治とみていいでしょう。
サニブラウンのこれから
サニブラウン選手には日本記録の更 新が期待されておりその可能性は多
いにあると思います。
世界リレー日本男子400mはまさ かの失格で予選敗退となっただけに サニブラウン選手の今回の9秒台の ニュースは明るい話題になりました
。
–スポーツ