本日は皇位継承の儀式の一つである
即位後朝見の儀が行われます。
皇位継承の儀式は現在の法律の規定
はありません。
登極令(とうきょくれい)は194 7年(昭和22年)5月1日に廃止
されています。
しかし皇位継承の儀式はこの登極令
に基づいて行われています。
登極令が廃止されてから即位された のは、現在の今上天皇のみですが 前回も登極令に基づいて皇位継承の
儀式は行われています。
目次
即位後朝見の儀とは
即位後朝見の儀が、本日11時10 分から行われる予定になっています
。
前回は昭和天皇の崩御に伴い、皇室
は喪に服する中で行われました。
1989年(昭和64年)1月9日
に行われています。
即位後朝見の儀とはどのようなもの
なのか紹介します。
-即位後朝見の儀とは。
新しい天皇が即位した後、初めて公式に三権の長ら国民代表と会う儀式だ。憲法が定める国事行為で、前回は現在の天皇陛下が皇位を継承された2日後の1989年1月9日午前11時から8分間開かれた。-今回はどこで何をするの。
場所は皇居・宮殿で最も格式が高い「松の間」で前回と同じ。皇太子さまが新天皇に即位する5月1日午前11時10分から始まる。
即位後初めてお言葉を述べることから、その内容が注目されている。前回は現在の陛下が、当時の竹下登首相らに「皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓い、国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進を切に希望してやみません」と述べた。
-今回の参列者は。
首相、閣僚、副大臣、衆参両院の正副議長、最高裁長官、地方自治体・議会の代表ら169人とその配偶者と決まっている。皇族方も参加されるが、前日に退位し上皇、上皇后となる現在の天皇、皇后両陛下は出席しない。
-前回との違いは。
平成時を踏襲するため基本的に流れは同じ。ただ、陛下のお言葉に対する前回の竹下首相の発言は、高貴な人に答えるという意味の「奉答」と呼ばれたが、今回の安倍晋三首相の発言は「国民代表の辞」と位置付けられた。
今回は生前退位の後になるので前回 と違い雰囲気はかなり変わるのでは
ないかと思われます。
即位後朝見の儀を含めた本日のスケジュール
本日は10時すぎより初の公務にな る閣議決定の認証から始まり後は以 下のスケジュールで進んでいきます 。
https://news.tv-asahi.co.jp 引用
即位後朝見の儀は11時10分より ライブ配信され時間は約10分程度
になると思われます。
皇太子さまが1日の即位後に臨まれる「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」と「即位後朝見(ちょうけん)の儀」は、皇居・宮殿松の間で国事行為として行われる。
前回は昭和天皇の崩御に伴い、皇室は喪に服する中での儀式だったが、譲位に基づく今回は、勲章を着用された正装姿の「晴れの儀式」として執り行われる。
1日午前10時半には剣璽等承継の儀に臨まれる。歴代天皇に伝わる三種の神器のうち天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の複製品と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、公務で使われる天皇の印「御璽(ぎょじ)」、国の印章「国璽(こくじ)」が、「案(あん)」と呼ばれる台の上に安置される。
皇室から参列されるのは、平成の代替わりを踏襲し、皇位継承資格のある成人の男性皇族のみとなる。
上皇となる天皇陛下は皇位継承資格を持たないため出席されない。
皇嗣(こうし)となる秋篠宮さまと常陸宮さまが出席される見通し。
新たに即位した天皇陛下と男性皇族方は燕尾(えんび)服に勲章を着用した正装で臨まれる。
剣璽等承継の儀に合わせて、皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る皇居・宮中三殿の賢所(かしこどころ)では皇室の儀式「賢所の儀」が行われ、掌典長が代拝する。関係者によると、賢所にあるもう一つの三種の神器「八咫鏡(やたのかがみ)」を継承される意味がある。
続いて午前11時10分から、宮殿松の間で、即位した天皇陛下が初めて国民の代表らと面会する即位後朝見の儀が行われ、初めてお言葉を述べられる。
この儀式には皇后となる皇太子妃雅子さまや、女性皇族方も出席される。
平成の際は、崩御した昭和天皇に弔意を示す黒いドレス姿だったが、今回は新年の祝賀行事などと同様、白または淡色のロングドレスに勲章を着用される。
即位後朝見の儀を含めた今後のスケジュール
皇位継承には三つのステージがあります。 1. 皇位の証である三種の神器を受け継ぐ儀式
剣璽等承継の儀(2019年5月1日)
即位後朝見の儀(2019年5月1日)
2. 即位した事を内外に示す即位式
即位礼正殿の儀(2019年10月22日)
3. 即位した天皇が、即位後初めて五穀豊穣を神に感謝する新嘗祭
大嘗祭(2019年11月14日、15日)
5月1日、新天皇陛下が即位した。当日は皇位のしるしとされる神器などを引き継ぐ「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」、新天皇陛下から国民に向けた最初の「おことば」がある「即位後朝見の儀」が開かれる。
4日にはさっそく、皇居で即位を祝う一般参賀が開催され、新皇后の雅子さまや皇族方と宮殿・長和殿のベランダに立ち、集まった人々の祝意に応える。上皇さま、上皇后さまは出席しない。新天皇陛下のおことばも検討され、何が語られるかが注目される。
25~28日にはトランプ米大統領が来日する。新天皇の即位後、最初に迎える国賓となり、歓迎行事や新天皇陛下との会見、宮中晩餐(ばんさん)会が開かれる。
天皇の定例地方訪問「三大行幸啓」は、代替わり後は国民文化祭が加わって「四大行幸啓」となる。6月の全国植樹祭(愛知県)を皮切りに、9月に全国豊かな海づくり大会(秋田県)と国民体育大会(茨城県)、秋に国民文化祭(新潟県)が予定されている。
皇嗣(こうし)となった秋篠宮さまは、皇嗣妃・紀子さまと5月18日に鳥取市で開かれる第30回全国「みどりの愛護」のつどいに出席する。新天皇ご夫妻から引き継いだ行事のひとつだ。
また、秋篠宮ご夫妻は6月下旬~7月上旬、ポーランドとフィンランドを公式訪問する。外交関係樹立100周年の記念行事に出席する予定で、5月の代替わり後、皇室として最初の海外訪問となる。
秋篠宮家の長女眞子さまは7月中旬、日本人移住120周年を迎える南米のペルーとボリビアを訪問する。国際基督教大学を卒業した次女佳子さまも本格的に公務に取り組む予定で、姉妹で両親を支えていく。
9月にはラグビーワールドカップ日本大会が開幕する。秋篠宮さまが名誉総裁として各国代表を出迎える。
10月22日には天皇即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が開かれ、新天皇、新皇后両陛下が各国要人と対面する。この日には両陛下がパレードする「祝賀御列(おんれつ)の儀」も予定され、両陛下を乗せたトヨタの最高級車「センチュリー」のオープンカーが公道を走る。
11月14日から15日にかけては、新天皇が新穀を神々に供え五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを祈る儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」の中核行事「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」がある。
2020年も大きな行事が続く。4月には秋篠宮さまが、皇太子と同様の立場であることを内外に示す「立皇嗣(りっこうし)宣明の儀」が行われる。7月に開幕する東京五輪、続く東京パラリンピックには新天皇陛下が大会の名誉総裁に就任する見通し。皇族方も各競技の観戦に訪れる予定だ。
新天皇陛下はこれから多忙な日々を
過ごされる事になります。
–その他