前世界ボクシング協会(WBA) ミドル級王者の村田諒太選手の次の
試合が決定しました。
昨年の10月に2度目の防衛戦で 敗れたブラント選手への立場を変え
て挑戦という形になります。
12月4日、#前WBA世界ミドル級王者 の #村田諒太 が #帝拳ジム で会見し #現役続行 を表明した。ブラント戦を振り返り「あの #ボクシング が最後でいいのか?」と考え、再び #世界の舞台 を目指す。 pic.twitter.com/g0vxIko2CL
— 村田諒太公認サイトI’m Ready (@murataboxing) December 4, 2018
WBA世界ミドル級3位、前チャンピオンの #村田諒太(#帝拳)が、7月12日エディオンアリーナ大阪で、#WBA世界ミドル級チャンピオン の #ロブ・ブラント(米)に挑戦すると発表した。ブラントとは再戦になる村田は「(敗れた前回と)同じファイトをするつもりは全くない。勝ちたいし、倒したい」と語った。 pic.twitter.com/79sTBHD2FL
— 村田諒太公認サイトI’m Ready (@murataboxing) April 25, 2019
一度は現役引退を考えた村田諒太 選手ですが12月に継続を発表した 時から再戦しか考えていなかったと
思われます。
7月12日に大阪市のエディオン アリーナ大阪での戦いは熱い試合
になる事は間違えないでしょう!
目次
村田諒太の前回の戦い
#WBA世界ミドル級タイトルマッチ-残念ながらラスベガスでの防衛は叶わなかった #村田諒太 が23日夜帰国した。
「今後のことは一人では決められない。これから話し合って決めたい」 pic.twitter.com/wqgdw32jTC— 村田諒太公認サイトI’m Ready (@murataboxing) October 23, 2018
村田諒太選手は前回の防衛戦は有利 とみられていましたが大きな誤算が 3つあり完敗したと言われています
。
その大きな誤算については結論とし ては相手の力の読み間違えになると
思います。
戦前の大方の予想は村田の「大差判定勝ち」。もしくは「終盤のKO勝ち」。
ブラントはスピードと手数に優れるが、決定打に欠き、最終的にはじわじわとプレッシャーをかけ追い詰める村田が仕留めるだろうとの見方が多かった。
しかし蓋を開けてみれば、フルラウンド打ち合っての判定負け。
ジャッジ3人はそれぞれ118-110、119-109、119-109と大差をつけた。
村田自身も、「『あ、負けたな』という感じ。今日はもう完敗ですね」と認めるしかない敗戦。いったい何が誤算だったのか。
ブラントのスピード、手数の多さは1ラウンドから際立っていた。
戦前の評判通りのファイトスタイルだが、そのクオリティが想定以上だった。「速かったですね。よく動くし」と村田も舌を巻くしかなかった。
3ラウンド、4ラウンド、5ラウンドと村田も効果的なボディーブローを決めるシーンはあった。
このボディーを積み重ねて、動きの落ちてきた後半一気に仕留める――。
村田はそんな青写真を描いていたかもしれない。ここに第2の誤算があった。
もっと落ちてくれるかなと思ったら落ちなかったので、よく練習してるんだろうなと思いました。ボディーは当たって効いているときもあったと思いますけど、それ以上に相手の方がインテリジェンスという面で上だったかな
タフさも想像以上。5ラウンドには一度、コーナーに追い詰め畳みかけるチャンスはあったが、以降もブラントの動きは落ちなかった。
10点差をつけたジャッジ2人が村田にポイントをつけたのはこのラウンドだけだった。
そして第3の誤算。ブラントの完璧なまでの王者対策だった。
ブラントは2か月前からラスベガス入りし村田対策を積んできた。
元世界王者のエディ・ムスタファ・ムハマド氏には4か月前から師事。
村田のことをよく知る、ライトヘビー級の元王者に細かい指示を受けてきた。戦前、ライター・杉浦大介氏による電話取材で、こう話していたという。
村田にとって過去唯一の敗戦だった2017年5月のアッサン・エンダム(フランス)戦を振り返り、「あの一戦の中でムラタ攻略の青写真が示されたとも感じています。
こちらがよりアクティブに動き、手数を出せば、ムラタのパンチは出なくなる。展開次第で動きが減ることがムラタの弱点ですね」と自信をのぞかせていたのだ。
エンダムとブラントではタイプこそ違うが、ハンドスピードで村田を上回ることは共通している。まさに狙い通りの展開に持ち込んだわけだ。
村田諒太選手が油断した訳では無く ブラント選手の勝利への執念が勝ち
につながったと思われます。
この完璧な負けを認め引退も考えま すがこのボクシングが最後でいいの かとの気持ちから現役続行を決意し
ます。
村田諒太の王者挑戦戦の展望
村田諒太選手のこの試合にかける 気持ちは負けたら引退しかないと
いう点に表れています。
この試合にかける村田諒太選手の
コメントは以下の通りです。
村田は「負けた時はこれ以上、ボクシングすることはないと思う時期もありましたが、自分の人生を振り返った時、あの試合が最後でいいのかと問いかけたらそれはないなと思いました。
自分自身、心身ともに成長できている。
試合までに仕上げたいと思います」と強い決意を示した。
また「1つの試合が現実としてあるだけ。ボクにとっての最後の試合になるのか。この試合を持ってもっと村田を見たいと言われるかジャッジされる試合。リングの上ですべてをみせたい。期待してください」と締めくくった。
今回の試合は村田諒太選手がプライ ドを捨て最終ラウンドまで闘い抜い て判定でも勝つという気持ちになれ るかが勝負の別れ道にねりそうな感
じがします。
その気持ちがあれば、もしかしたら 早いラウンドでのKO勝ちもある
かもしれません。
村田諒太のこれから
村田諒太選手は昨年、全ボクシング 会長山根氏の件で練習に集中出来な い環境でしたが、今年はそれが無く 順調にトレーニングをこなしている
ようです。
村田諒太選手は日本選手ではチャン ピオンは無理といわれていたミドル 級で見事に王者になった強い精神力 がありますので、次の試合には勝つ
可能性は高いと思います。
村田諒太選手は裏表が無く、将来は チャンピオンを育てる良い指導者に なられると思いますのが、もう一度 王者に帰り咲き後進の選手に勇気を
与えて頂きたいと思います。
–スポーツ