11月14日、花粉症と「さよなら」できる!?治療法 があさイチで紹介され話題になっています。
日本人の4人に1人が発症し国民病と言われるようになった「花粉症」ですが、その中でも「スギの花粉」に多くの人が悩んでいます。
そこで、アレルギー専門医・永倉仁史さんが舌下免疫療法について説明をしています。
スギ花粉の成分が入った薬を舌の下に置いて慣らすことでアレルギー体質を改善していく方法で、3か月前から服用しないと効果は出にくいようです。
舌下免疫療法、今の時期にやっておかねば 毎年花粉症でつらいです pic.twitter.com/3S7QbZUd0G
— ( `¯_⊃¯)下田祐 (@Yu_Shimoda) November 13, 2019
舌下免疫療法、あさイチ、で話題に!の反応
あさイチで舌下免疫療法やってて、聞いた事ある声だなと思ったら、花粉症でお世話になっている耳鼻科の大西先生だった。
先生お世話になってます!
舌下免疫療法やりたいけど時間と金が、、、 pic.twitter.com/9ffdGv8KDA— K (@ky2020_run) November 13, 2019
あと、血液検査のところも抜けています。
シダキュアかミティキュアを選ぶためには、血液検査を事前にして数値を見ないといけません。私はミティキュアを選びました。
ミティキュアはダニアレルギー舌下免疫療法で、シダキュアがスギ花粉舌下免疫療法となります。#あさイチ— 陵 颯真改名しました (@PureDragonBlue) November 13, 2019
旦那が花粉症が酷いから 舌下免疫療法やらせたいけど 絶対に通院するの不可能だわ 仕事も毎週土曜まであるし
旦那究極の面倒くさがり屋
— えりか@セブンセンシズに目覚めたい (@erk13_vvv) November 13, 2019
冒頭『花粉症対策』「舌下免疫療法」効果が出るまで3ヶ月かかる為
始めるなら今。と。冷蔵保存の液体だったのが
常温保存で携帯できる錠剤が開発された。保険3割負担で2,500円位(?)らしい。
小学生くらいの男の子が 「花粉症で春は旅行に行けないから、治ったら家族で旅行に行きたい。」
https://twitter.com/NHK_GTV/status/1194754824123772928— チャロ·ヘッダー·アイコン期間限定デス (@charoroomcharo) November 13, 2019
舌下免疫療法はこれまでは冷蔵保存が必要な液体タイプが主流で不便でしたが、新たに常温保存できる錠剤タイプが登場した事や今まで12歳以上だったのが、錠剤では5歳から使用できるようになっています。
舌下免疫療法、あさイチ、で話題に!スギ花粉症とは
スギ花粉症(スギかふんしょう)
☆スギ花粉症は日本で最も多い花粉症で、日本ではおよそ2500万人が患っているといわれ、スギ花粉は2月から4月まで飛散するため、スギ花粉症の患者はこの時期に毎年、急増します。
☆1963年に斎藤洋三氏が春に目や鼻にアレルギー症状を示す患者の存在に気づき、その原因がスギ花粉であることを10月にアレルギー学会総会で発表しています。
原因
☆日本で1960年頃からスギ花粉症が急増した原因としては、農林省が推奨してきた大規模スギ植林ではないかといわれています。
☆さらに日本の都市化により土地が土や草原からアスファルトやコンクリートなどの花粉が吸着・分解されにくい地盤となり、一度地面に落ちた花粉が風に乗り何度も舞い上がって再飛散するという状態が発生しスギ花粉の患者は増加傾向です。
☆離島などを除く日本各地でスギ花粉症が発生する状況になっています。
治療
☆アレルゲン免疫療法などの減感作療法があり、日本ではスギ花粉症に対して有効率は約80%という成績が報告されています。
☆従来の皮下投与(注射)による減感作療法に加え、舌下にパンなどを置き滴下する舌下減感作療法が行われようになりました。
☆減感作療法は治療終了後も効果の持続が期待できるため根治療法に近い方法ではあるものの、一方で即効型の治療法ではないために数年のスパンで治療しなければなりません。
☆舌下減感作療法に用いる舌下液は、スギ花粉症に対応するシダトレンだけになっています。
☆治療と並行してゴーグルやマスク等で花粉との接触を防ぐ方法や空気清浄機で空気中の花粉を除去しアレルゲンとの接触の機会を最小限に抑える手段を利用する人は増えています。
☆民間療法や食事療法も多く存在するが、これらに関しては治癒実績や科学的根拠の乏しい治療法もあるので注意が必要です。
スギ花粉情報
☆1987年3月9日に日本気象協会が日本で初めて一般向けにスギ花粉情報を開始しました。
☆1985年より行われている東京都衛生局の予測等をもとに、東京都心と多摩地域向けに毎日の飛散予報を出したのが始まりといわれています。
☆現在では、新聞・テレビやインターネットなどで、地域ごとの毎日の飛散予測がだされるようになりました。
–健康