学生時代
1996年7月17日、兵庫県尼崎市出身。尼崎市立園和北小学校の5年生の頃から陸上競技を始め、6年生の時には校内マラソン大会で優勝しています。
2011年・尼崎市立園田東中学校の3年生時には、地元・尼崎市中学校総合体育陸上大会で、800m走・1500m走で2種目制覇を果たしました。
中学卒業後の2012年4月、大阪府の陸上強豪校である大阪薫英女学院高等学校(大阪府摂津市)に入学。兵庫から大阪まで通学し、2014年に大阪薫英女学院高等学校は全国高校駅伝女子の部で初優勝しているが、先輩に松田瑞生、同期に加賀山姉妹、後輩に高松望ムセンビと実力者が揃っていた為、3年間補欠登録され都大路を走ることは出来ませんでした。
実業団入り後
2015年4月、高校を卒業し岡山市の実業団チーム・天満屋へ入社し、女子陸上競技部に所属。天満屋の先輩には小原怜(2015年世界陸上北京大会女子長距離走日本代表)・重友梨佐(ロンドン五輪女子マラソン日本代表)などが所属しており、実業団選手となってからはトラックレースや駅伝の主要メンバーとして活躍しています。
2019年アスリート用スポーツサングラスメーカーであるSWANSとアドバイザリースタッフ契約を締結しました。
マラソン歴
2017年1月29日の大阪国際女子マラソンで初マラソン、ネクストヒロイン選手として出場し2時間32分19秒の12位でゴールしています。(優勝は天満屋の先輩である重友梨佐)
2017年8月27日の北海道マラソンに国内招待選手として出場し27km付近で野上恵子(十八銀行)が飛び出し、1度は離されたが、その後も冷静にレースを進め33km過ぎで追いつき逆転し2時間28分48秒で優勝しました。
その結果、マラソングランドチャンピオンシップ(2020年東京オリンピック・女子マラソン選考会)の出場権を獲得しています。
2018年1月28日の大阪国際女子マラソンに国内招待選手として出場、レース後半は松田瑞生との大阪薫英女学院高校の先輩後輩対決となり前田穂南選手は必死に逃げましたが松田瑞生選手に徐々に距離を詰められてしまい30km過ぎで追い抜かれ、その強烈なロングスパートについていけず結果2位となりました。
しかし、後半も大きくペースダウンする事なく2時間23分48秒でゴールし自身の記録を5分短縮し自己ベストを更新しまています。
2018年9月16日、ベルリンマラソンに出場、レース後半でスローダウンしてしまい松田選手に逆転され、結果は2時間25分23秒の総合7位日本人2位と、同年1月の大阪国際に続いて日本女子トップの松田瑞生に敗れる事となりました。
2019年3月3日、東京マラソンに出場、優勝したルティ・アガ(エチオピア)には10分以上離されたが、30km地点で42秒差あった清田真央(スズキ浜松AC)をとらえ総合12位日本人2位でゴールしました。
2019年9月15日、マラソン・グランドチャンピオンシップに出場し、2時間25分15秒で優勝、2020年の東京五輪出場を決めました。
–スポーツ