内田裕也（うちだ・ゆうや、本名内田雄也）さんが
東京都内で17日の早朝に死去されました。
17年11月に脱水症状で、倒れてから
車椅子での生活をされていました。
樹木希林さんの死から半年、波乱に みちた７９歳の死に幕を閉じました。
目次
内田裕也の死因
やはり奥様の樹木希林さんが昨年の 9月15日に乳がんで亡くなられ事に よる精神的ショックが強かった
ようです。
当時はコメントが出来ない程に落ち込んで ましたが、少し落ち着かれてから
以下のコメントを残されています。
「人を助け、人のために祈り 人に尽くして きたので 天国に召されると思う。 おつかれ様。安らかに眠ってください。
見事な女性でした」
悲しみをこらえてのコメントでどれだけ 樹木希林さんの事を愛されていたかが
十分伝わります。
最期は穏やかで綺麗な顔でした。との コメントも残されており今までの 感謝の気持ちと思い出をかみしめ
られていました。
内田裕也の病気との闘い
本木雅弘さんと奥様で長女の也哉子さん に看取られて天に召された内田裕也さん ですが、晩年は闘病生活を送られて
いました。
16年にはロンドンのホテル浴室にて
転倒し尾てい骨を強打されました。
17年夏には転倒して右足を骨折し
11月には脱水症状を起こしていました。
リハビリに励まれていましたが、体力
の回復にはいたらない状況が続きました。
12年から毎年、参加されていた、3月11日の 東日本大震災の追悼式も今年は
欠席されていました。
内田裕也と樹木希林の結婚生活
内田裕也さんと樹木希林さんの他人には なかなか理解できない結婚生活をされて
いたのでふりかえりましょう。
1973年に結婚をされて樹木希林さんは
再婚でした。
わずか1年半で、別居生活に入り内田裕也さん
から離婚届を一方的に提出されます。
しかし、樹木希林さんは認めずに離婚無効
の訴訟を起こし勝訴されます。
その後は離婚する事は無く樹木希林さん が亡くなるまで別居生活を続けられ
ました。
1976年に娘の也哉子さんが誕生
されています。
別居生活をされていたのは若い頃の 内田裕也さんのDVが原因ではないか
と思われます。
内田裕也さんは暴れると止まらなくなり
警察のお世話に何回もなったようです。
特に若い頃はひどく、毎晩のように暴れて
よく包丁を壊していたようです。
よく包丁を買いにいく店の人からなんで こんなにこわれるのか？と質問された
事もあるようです。
しかし離婚をしなかったのには樹木希林さん の常人では考えらない深い理由が
ありました。
内田裕也さんを愛していた樹木希林さんは あの男は他人に迷惑をかける可能性が、 高いので私が見守り一線を越えないよう
にしているとおっしゃっていました。
樹木希林さんがいなければ、内田裕也さんは
ここまで長生きする事は出来なかったでしょう。
内田裕也の功績
沢田研二さんを発見しデビューのきっかけ
を与えたのが内田裕也さんでした。
1966年に大阪のジャズ喫茶で、タイガーズ
の前進であるファニーズに出会いました。
そのメンバーの一人であった沢田研二さん
にほれ込み東京行きをすすめます。
自分のバックバンドにしようとしたようで 渡辺プロダクションに紹介しメンバーは
高校を中退して上京しました。
その後、タイガースは大化けして大ヒット しましたので、内田裕也さんの眼力は
確かなものでした。
沢田研二さんはタイガース解散後も ソロで活躍しており昨年はコンサート でお騒がせ騒動もありましたが、今でも
現役で活動されています。
もちろん、内田裕也さんへの恩義を 感じており内田裕也さん主催のロック
イベントにはよく参加されていました。
まとめ
内田裕也さんはこれまで大麻取締法、 銃刀法違反、そして強要未遂と住居 侵入容疑と3回の逮捕をされました が、樹木希林さんがいなければ、 芸能界に復帰は出来ていなかった
でしょう。
内田裕也さんの幸運はやはり樹木希林
さんとの出会いだったと思います。
内田裕也さんのご冥福をお祈り
します。
–芸能
