人物
3歳からクラシックバレエを習い始め、小さい頃から歌ったり踊ったりすることが好きだった。小学3年の時に、地元に来た宙組全国ツアー「エクスカリバー/シトラスの風」を観て、宝塚のファンになった。
学生時代は、バレエと両立できる放送部に所属していた。
中学卒業時に音楽学校を受験し、1回で合格した。
音楽学校時代は、1年目の予科生は娘役として授業を受けていたが、身長が伸びたこともあり2年目の本科生になる前に男役に転向した。
その後、周囲から娘役転向をすすめられたこともあったが、「ジプシー男爵」で初めて娘役のヴィオルカを演じた時、恋人役の龍真咲に「絶対に娘役の方がいい」言われたことなどがきっかけとなり、入団3年目に娘役へ再び転向した。
愛称の「ちゃぴ」は本名の響きに由来する。
6年7ヶ月の在任期間は歴代トップ娘役の中では花總まり、遥くららに次ぐ3番目の記録である。
愛希れいかの特徴
愛希れいかさんは、元月組娘役トップスターとして6年7ヶ月活躍しました。
宝塚退団後も大作ミュージカルのヒロインとして東宝「エリザベート」エリザベート役、「ファントム」クリスティーヌ・ダーエ役に抜擢されています。
宝塚の娘役は「踊りの人」「歌の人」「演技の人」という表現をされます。
愛希れいかさんは誰がらも「踊りの人」おいう評価を得ていました。
娘役にしては長身(167cm)で、、顔が小さくスタイリッシュなのが魅力です。
踊る時は、凛として男役の顔になるのもファンにはたまらないようです。
ただ、今回のエリザベートは踊りのシーンはほぼないので、少し残念です。
そして逆に愛希れいかさん自身も不安に思っているのは唄だと思います。
最終公演のエリザベート役が決まった時はファンの方も心配されました。
ところが、愛希れいかさんのすごい所はここからハードなレッスンをされ舞台では堂々とした唄を披露しました。
男役で低音は得意でしたが、あまり得意でんかった高温も見事にクリアーされました。
最終公演で有終の美を飾りたいという気持ちと卒業後も舞台で活躍したいという気持ちからの成長と思われます。
愛希れいかのこれから
愛希れいかさんはまだまだ若いので色んな方面で活躍をされると思います。
映画やドラマの出演も近いうちにされるのではないかと期待されています。
宝塚では踊りの人と言われていましたが、演技の評価も高かったので、映画、ドラマに出る可能性は高いでしょう。
宝塚の”生きる伝説”的な娘役である花總まりさん、そして現代に新しい娘役像を生み出してくれた愛希れいかさんの舞台に注目しましょう。
–芸能