6月9日、ゲンキの時間で放送された脳過労の話が話題になっています。
放送の内容は下記の通りです。
スマホなどデジタル機器の使い過ぎは物忘れが悪化し集中力や意欲が低下してする。
また、人と話すことが苦痛になる。
これらの症状は脳過労といい、脳が披露して疲れがたまっている状態である。
また、認知症の初期症状に似ている。
益子と女性2人のスマホの使い方を観察する。
奥村さんによると、スマホは暇つぶしになると考えられているが、逆に脳には不健康である。
益子の前頭葉の血流の変化を計測する。
通常は開始から増加する傾向だが、益子は開始直後は血流量が増加したが、後半は変化がなかった。
女性2人は開始から変化がないので脳過労の可能性がある。
脳過労が起こるのは脳がオーバーワークを続けていると脳機能が低下する。
3人は今話題のデジタルデトックスを体験する。
キャンプファイヤーの炎はデフォルト・モード・ネットワークを活性化させ脳が整理される。
家でデジタルデトックスをするには単調なリズム運動が効果的である。
まずはスマホを預かり、次に裸足になって歩く。
五感が研ぎ澄まされる。
五感を研ぎ澄ませることで新しい発見が生まれる。
次にキャンプファイヤーを行う。
キャンプファイヤーの炎は脳過労回復に効果がある。
別の対策として脳過労を回復させる方法はぼーっとすること。
3人からスマホを没収しぼーっとさせることにした。
3人の様子をみていた墨岡先生によると、3人はスマホの代わりを求めている行為をしているのでスマホ依存症の予備軍と考えた方がいいと話した。
知らんかった「脳過労」という言葉
本来ぼんやりすべき時間にデジタル機器使う事があかんらしい
テレビ見ながらのスマホは最悪みたい
デジタルデトックスなる言葉も😁 pic.twitter.com/wMUh9wanuX
— t.minami (@nanpapadayo) June 8, 2019
目次
脳過労のチェック方法
まずは、上記の表で自分にあてはまるものを確認していきましょう。
30項目ありますが、そのうち20個以上あれば危険度は大になります。
10個以上の場合は危険度中になるようです。
行動チェックにチェックが多い場合は習慣を変える事で対応できる可能性は高いです。
ただし、それ以外で項目が多い場合は病院での検査が必要です。
スマホによる脱過労と認知症の症状はにているので要注意になります。
スマホによる脳過労と対策
脳過労は脳に大量な情報を与える事でオーバーフローになる事をいいます。
その中でもスマホは危険度が一番、高いと言われています。
スマホの特徴は同時並行で行う事ができる点です。
パソコンを立ち上げながらスマホをいじる事やテレビを見ながらスマホで調べる事はよくされる人も多いと思います。
もしくは、スマホの中でもいろいろなアプリケーションを立ち上げて、同時並行で書いたり、聞いたり、見たりする事も出来ます。
これを「マルチタスク」といい、脳が苦手な同時進行をさせてしまう原因になります。
脳はひとつの事を考えたいのにスマホがそれを許さないので、ストレスが溜まる形になります。
年代でいうと若い人程、注意しないと危ない傾向にあります。
仙台で中学生に向けて実施した実験でも面白いデーターが出ています。
スマホを1時間以内の子供のテストの平均点は高く、時間が多くなる程、平均点が下がる傾向が明らかになりました。
18歳までは、スマホを1時間以内におさえる事が脳にとって良いと思われます。
今では、強制で時間を設定できる物もあるので、そこで親が調整してあげるのもいいでしょう。
対策ちしてはデジタル機器を手放す、デジタルデトックスがいいとされています。
最近ではホテルや旅行社でこの企画をされていますので、そちらを利用するのもいいと思います。
簡単な所では、寝室、トイレ、風呂などにスマホを持っていかない習慣をつける事が大切です。
食事中や会話をしている時も使用しないように注意しましょう。
脳過労にならない為には
脳過労にならない為には良い睡眠をとる事が必要です。
毎日、同じ時間に寝て同じ時間に起きる事が理想です。
ただ、仕事や行事でそのように出来ない場合も多いと思います。
そこで、まずは起きる時間を一定にする事から始めて下さい。
そして睡眠時間が短い場合は昼寝をしてカバーをしましょう。
昼寝の時間は15時までに15分から30分の間が理想です。
睡眠を助ける効果として雨音を聞くのも効果が高い方法です。
スマホに使われるようにならない事に注意していきましょう。