令和初の国賓として来日したトランプ米大統領が5月25日から3泊4日の日程を終え帰国しました。
今回の外交に対して、在京のテレビ局では司会者、コメンティターの中には意味がない、無駄との厳しい批判をする人も多いです。
その中で、6月1日の放送でほんこんさんが、今回の外交は防衛費にして何挑円も価値があるとコメントしました。
実はほんこんさんと同じような意見を述べている方もいますので紹介していきます。
(首相官邸より) 官邸スタッフです。 5月25日から28日まで、令和初の国賓として、トランプ大統領を日本にお迎えしました。
その様子を動画にまとめましたので、ぜひご覧ください。#令和 初の#国賓 #トランプ大統領 #日米首脳会談 #🇺🇸 🤝 #🇯🇵 @realdonaldtrump @shinzoabe pic.twitter.com/OTWQmOWQWy
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) May 29, 2019
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ほんこんが評価するトランプおもてなし外交とは
Thank you @JPN_PMO @AbeShinzo! #POTUSinJapan🇺🇸🇯🇵 pic.twitter.com/fWToB1XotG
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) May 26, 2019
今回の外交はゴルフ、大相撲、炉端焼き、新天皇陛下初の国賓としての受け入れ、首脳会談など多くの行事がありました。
そして最後の仕上げは強固な日米防衛協力体制の誇示する、護衛艦「かが」を視察でした。
今回のトランプ大統領へのおもてなし外交は評価が大きく分かれる結果になっています。
大袈裟な観光旅行で、アメリカへのごますりとの意見は欧州メディアや在京テレビで言われました。
その一方、日米両首脳の特別な信頼関係はまねができないと韓国や中国のメディアは嫉妬交じりの反応でした。
実はこの韓国や中国の反応が重要で牽制を出来た事により今後の日韓、日中への外交に優位に進めていけるのではと思います。
その先には日朝の外交もにらんでおり前回行われた米朝の会談の失敗も含め、北朝鮮との会談にも優位にたてる状況にはなったと考えるべきでしょう。
そして忘れてはいけないのが、新天皇・皇后陛下とトランプ大統領との面会や晩さん会は非常に良いアピールが出来ています。
新天皇・皇后様は通訳を介さずにお話をされたり、元外交官である皇后さまの立ち振る舞いが素晴らしいと他国から評判になりました。
貿易関連では首脳会談でうまくいかなかったように報じられていますが、次のG20への布石と考え継続協議にする事ははじめから決まっていた事なので
亀裂が入ったというような評価は検討違いでしょう。
ほんこんと同じようにトランプ外交を評価する人とは
国際政治学者の三浦瑠麗氏は今回の外交に関してこのような考えを話されています。
おもてなしをする度に批判を浴びるが、アメリカと良い関係を築くため、どの政権もやってきた。
先進国で日本ほどアメリカに依存している国はないし、嫋々とした雰囲気で米国を受け止めるのが敗戦国になって以来の伝統になっている。
結局のところ、この構造から抜け出したいのなら、安倍総理を批判するのではなく、同盟は守るけども依存度は減らし、より自主的な防衛をするか、それとも小国になるかしかない。
たとえばノルウェー、スウェーデン、ニュージーランドのようになれば、どんなに依存しても、どんなにおもてなし外交しても、プライドは全く傷つかない」と指摘する。
アメリカがいいように騙されているんじゃないか、日本は同盟にフリーライドしているのではないか”という認識が優勢になる。
アメリカの発想というのは、”What have you done for me lately?”、つまり”最近僕たちのために何をしてくれたの?”と。
安倍総理が日本企業の対米投資の話などを強調していたのは、そのアピールだ」と分析した。
さらに三浦氏は「朝日新聞が大相撲観戦に関して、”伝統に反する”という言い方で、落ち着いた雰囲気も大事だし、拍手も足りないと苦言を呈した。つまりトランプ氏や関係者が文化を知らない、と。朝日新聞は一応、保守ではない側で女性の登用を増やそうとか、多様性を入れようと言ってきた。しかし、いざ政権批判の文脈になると保守の伝家の宝刀をそこで持ち出すのかと、ちょっとびっくりした。何もわからない外国人をおおらかに迎え入れるのではなく、”日本文化はこうだ。1から10まで手順を守ってください”みたいな」と、”リベラル”陣営のあり方にも苦言を呈した。
三浦瑠麗氏は今回のトランプおもてなし外交は特に恥ずべきものではないとの見解を示しています。
現状の日本を考えれば、決しておかしな外交ではなかったとの意見になるでしょう。
ほんこんのこれから
ほんこんさんのコメントは忖度では無くされるので、評価される方が多いと思われます。
関東のテレビ局に行ってコメントして欲しいとの意見も上がるぐらいです。
コメンテーターの玉川徹さんなどと対決してもらうのも面白そうな気がします。
–その他