5月13日に斎田(さいでん)点定 の儀が行われ、栃木県と京都府が選
ばれました。
「大嘗祭」で使う米を収穫する2つの地方 栃木県と京都府に #nhk_news https://t.co/PMfVW6nAuT
— NHKニュース (@nhk_news) May 13, 2019
儀式は本日の午前10時から始まり
約40分で終了しました。
詳しい選定方法は公開されておらず
不明です。
目次
斎田点定の儀とは
斎田点定の儀について紹介します。
天皇の代替わりに伴って11月に行われる皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」で、神々に供える米を作る都道府県を選ぶ「斎田(さいでん)点定の儀」が13日午前、皇居・宮中三殿で行われた。
亀卜(きぼく)と呼ばれる亀の甲を焼く占いで、東から栃木県が、西から京都府が選ばれた。
アオウミガメの甲羅を将棋の駒形(縦24センチ、横15センチ)に加工したものを火であぶり、ひび割れの具合で吉凶を判断し、「吉」と出た都道府県を選ぶ神事。宮内庁によると、大嘗祭で供えられる米をつくる地方を定める亀卜は、古くから行われてきたという。
東京を中心に東日本の18都道県を「悠紀(ゆき)の地方」、残りの西日本29府県を「主基(すき)の地方」とし、米を作る「斎田」を設ける都道府県が一つずつ選ばれる。
平成の大嘗祭に伴う儀式では、秋田、大分両県が選ばれた。
儀式は13日午前10時ごろ、国中の神々をまつる神殿の前庭に設けた「斎舎(さいしゃ)」の幕内で始まり、40分ほどで終了した。
天皇陛下は立ち会わず、山本信一郎長官から宮殿で結果の報告を受けて決裁する。
その後、宮内庁が選ばれた自治体に連絡し、協力を依頼。具体的にどこに「斎田」を設けるかなどを今後協議していく。
同庁によると、古来、斎田で作られた米は皇室に献上されてきたが、日本国憲法下で初めて行われた平成の代替わりの際は、生産者に代金を支払って購入した。
今回も、同様の対応をとるという。
11月14日~15日に行われる 大嘗祭につながる大事な儀式が無事
に終わりました。
大嘗祭とは
毎年11月23日に新嘗祭(にいな
めさい)が行われます。
今年は大嘗祭になりますので、日程 は変更になり11月14日~15日
になります。
天皇陛下が,神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって,神恩を感謝された後,陛下自らもお召し上がりになる祭典。
宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。大嘗祭(だいじょうさい)は、天皇が即位の礼の後、初めて行う新嘗祭。大嘗祭は古くは「おほにへまつり」、「おほなめまつり」とも訓じたが、現在は「だいじょうさい」と音読みすることが多い。
新嘗祭(にいなめさい)は毎年11月に、天皇が行う収穫祭で、その年の新穀を天皇が神に捧げ、天皇自らも食す祭儀であるが当初は「大嘗祭」とはこの新嘗祭の別名であった。
後に、即位後初めての新嘗祭を一世一度行われる祭として、大規模に執り行うこととなり、律令ではこれを「践祚大嘗祭」とよび、通常の大嘗祭(=新嘗祭)と区別したものである。
今回行われた斎田点定の儀では大嘗 祭に供える稲を出す斎田を選ぶ儀式 で、悠紀(ゆき)・主基(すき) の国・郡を亀卜により卜定(ぼくじ
ょう)されました。
過去の大嘗祭と悠紀(ゆき)・主基(すき) ・明治天皇 1871年(明治4年) 山梨県巨摩郡上石田村(現・甲府市) (甲斐国) 花房県長狭郡北小町村(現・千葉県鴨川市)
(安房国)
・大正天皇 1915年(大正4年) 愛知県碧海郡六ツ美村大字中島字上丸ノ内(現・岡崎市) (三河国) 香川県綾歌郡山田村大字山田上(現・綾川町)
(讃岐国)
・昭和天皇 1928年(昭和3年) 滋賀県野洲郡三上村(現・野洲市) (近江国) 福岡県早良郡脇山村(現・福岡市早良区)
(筑前国)
・上皇明仁 1990年(平成2年) 秋田県南秋田郡五城目町 (羽後国) 大分県玖珠郡玖珠町大字小田
(豊後国)
・今上天皇 2019年(令和元年) 栃木県
京都府
大嘗祭の今後について
大嘗祭が終わったあとに直ぐに撤去 される大嘗宮は22億円になるようで 全開より8億円程多く費用がかかり
ます。
これは人件費と材料費の高騰により
費用はあがりました。
秋篠宮文仁親王は、新嘗祭が行われる施設である宮中の神嘉殿(しんかでん)を活用して費用を抑え、それを天皇家の私費で賄うという具体案を示していたことが報じられている。
2018年12月10日、原告241名が天皇の退位等に関する皇室典範特例法の規定による第125代天皇明仁の退位と新天皇徳仁の即位に伴う「退位の礼」「即位の礼」「大嘗祭」などの実施が政教分離を定めた憲法の規定に違反するとして、国を相手取り国費支出の差し止めと損害賠償を求める訴えを東京地裁に提訴した。
費用の内訳は以下の通りに
なるようです。
宮内庁は21日付で、皇太子さまの新天皇即位に伴う皇室行事「大嘗祭」の費用が27億1900万円と、前回より4億7000万円増加すると発表した。
大嘗宮の規模を縮小するなど経費を節減したものの、人件費や材料費が大幅に上昇したことが理由。
2019年度予算案では、うち18億6600万円を計上した。
費用の大半を占める大嘗宮の設営関係費は解体費も含め19億700万円で、前回(14億5300万円)から31%増となった。
消費税が前回の3%から引き上げられたことや、関連する職種の人件費が1.3~1.8倍と大幅に上昇したため。
宮内庁は前回と同様の規模、資材では設営費に約25億円掛かると試算。規模を前回の8割弱に縮小し、主要三殿の屋根材を変更するなどして6億円程度削減したとしている。
大嘗祭後に開かれる祝宴「大饗の儀」の費用は2億5800万円と、前回の3億4700万円から減少した。900人余りを招いて3回行われた前回に比べ、招待者を700人、回数を2回に絞ったことなどが要因。
これらを含む皇位継承に伴う皇室費の儀式関係費の総額は37億8400万円で、前回の26億6200万円から42%増加した。
https://www.jiji.com 引用
過去の判例でも微妙な結果になって おり今回はどのような形になるのか
注目されています。
–その他