世界で旅行したいランキング第1位に選ばれた日本。コロナ前までは、訪日外国人観光客の数は年間で33%も成長しました。しかし、まだまだ課題も残ります。日本が観光立国として今後更に成長していくためには、どうすれば良いのか、考えてみました。
日本の観光の問題
日本には、古来から現代まで残るさまざまな歴史・文化、日本ならではの和食文化、漫画やアニメに代表される現代サブカルチャーなどが、外国人観光客にはよく知られていますよね。でも、実際に日本観光を検討し、訪日する人の割合は、40%程度にとどまっています。
その原因として、
- 観光資源を上手くマネジメントできていない
- 言語の壁がある
- そもそも認知度が低い
などが主に考えられます。
観光資源を強化する
日本の観光資源といえば、思いつくのが寺社仏閣や城などの歴史的遺構、富士山などの自然がまず最初に挙げられるんじゃないでしょうか。もちろん、これらを目当てに観光に来る外国人観光客は多いでしょう。しかし、これらは変化が少なく、再来日してもらう為の決定打には欠けるという事実もあります。
そこで、新たな観光資源を投入することにより、飽きが来ない観光というのを目指すことも必要になってきます。
例えば、アメリカのラスベガスは日々変化に富み、リピーターを飽きさせない工夫がなされています。世界を代表するカジノの街というイメージですが、ここではただアナログで単調なカジノだけではなく、カジノという観光資源を最大限に活かし、コロナ禍においてもバルカンベガスなどを展開するなど、最新デジタル技術やオンラインを駆使して、観光資源のブラッシュアップを積極的に行っているんです。
やっぱり地方の観光産業が今アツい!
外国人の方に「観光といえば?」と聞くと、やっぱり「東京」「大阪」「京都」当たりが出てきます。
しかーし、今とってもアツいのはやっぱりなんと言っても地方ですよ!日本国民は段々と地方の観光の良さに気づいてきてると思います。美味しいし食べてものだったり、温泉、後はなんと言ってものどかな雰囲気と景色ですよ。
じゃあ、地方って一体どういう意味なのでしょうか?それは、主要都市、つまり、東京、大阪、横浜って感じじゃないってことです。
訪日外国人客は円安の影響もあって、130円を20年ぶりに超えたとか言って、とっても海外からの訪日が増えています。連日ニュースでやってるので、そんなに安いのかな?って思いますね・・・私たちは日本にいるので、あまり実感がないですが。
円安で日本に旅行に来る!?
そんな円安の影響もあって、今後かなり増える見込みです。そして、特にアジアの方は東京を何度もきて飽きてしまったという観光客も増えたため、北海道や九州などローカルに観光するそうですよ。いやー、それ正解です!日本の良さは、首都よりもローカル地方にあるものです。ぜひ、温泉に浸かってゆったりして欲しいものです。
そこで、地方にどのような物があればお客さんが来るかと言いますと、なんと言っても日本の伝統的な観光産業です。「観光産業って何?」って思った方もいると思います。例えば、お祭りや温泉、旅館など、地方には魅了あふれる観光産業が目白押しです。なので、ただ観光をするのでなくて、お祭りに参加してもっと海外の方に日本を知っていただければもっと、日本の観光産業が発展すると思っています。
地方の「見る」「食べる」「遊ぶ」を徹底的に遊び尽くすことで、旅行者は大満足の結果になると思います。体験型の観光商品の増加など個人の嗜好を反映する地方にも注目が集まってきています。日本の田舎にはとっても情緒あふれますからね。日本の五右衛門風呂に入ったら、もう日本を堪能したと言っても過言ではないと思いますよ!
また、日本政府の発表によると2020年訪日旅行者数4,000万人、訪れるれる予定ですので、地方旅行をもっと進めていかなくちゃいけません!日本の人口の約1/3の外国人が日本に訪れるというのですから、すごい人数ですよね。今こそ地方活性化にも繋がる、地方観光を盛り上げていきましょう。
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