8月18日、マリナーズの菊池雄星投手はブルージェイズ戦に先発し、大リーグに移籍後初めて完封勝利を記録しました。
菊池投手は9回96球を投げて、打たれたヒットはわずか2本、三振8つを奪い、大リーグに移籍して初めての完封勝利とマダックスを達成しました。
初回から丁寧なピッチングで抑えていましたが、6回から9回までは1人のランナーも出さない完璧な内容での完封になりました。
通算成績は5勝8敗で、6月23日以来の勝ち星となりました。
大リーグ、マリナーズの菊池雄星投手は18日、ブルージェイズ戦に先発し、大リーグに移籍後初めて完封勝利をあげました。 https://t.co/qL7UhRRTzN
— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 18, 2019
目次
マダックス達成!マリナーズ菊池雄星初完封の反応
菊池雄星、96球&8奪三振でMLB初完封 pic.twitter.com/sZSGXFYhmz
— BIG DOG (@golden_sugi) August 18, 2019
【速報】
西武ライオンズからマリナーズへ今季メジャー移籍した、菊池雄星投手がブルージェイズ戦に先発し完封勝利を挙げた。9回(96球) 2安打 8奪三振 0失点 pic.twitter.com/KLVLn8tkIc
— びぃぜっとぉ (@bz1988921lmlove) August 18, 2019
菊池雄星すごーい!! pic.twitter.com/9tPxqvtqZZ
— mo☪︎. (@mooxk) August 18, 2019
SEA 菊池雄星 フォーシーム
今日は高めのフォーシームでストライクをとる場面が目に付いた。 pic.twitter.com/5j9dKqfVHv
— マーカス・鷺ヌーマン@MLB動画垢 (@L_1_5_6) August 18, 2019
菊池雄星すごいね。完封勝利。100球以下の完封がマダックスと言われてるのも初耳だった。もちろんグレッグ・マダックスは知ってるけど。
ってか、それよか、野茂は完封9度、黒田は5度も達成してるのもすごいね。近年じゃ完投自体難しい(させてもらえない)のにね。
— 神の味噌汁 (@misosoupofgod) August 18, 2019
久しぶりの勝利と完璧な投球内容に安心したファンが多くいました。
マダックスとは
米国では100球以内の完封を、「精密機械」と呼ばれた通算355勝右腕になぞらえてマダックスと呼んでいます。
グレグ・マダックス投手は86~08年のメジャー23年間で通算355勝を挙げ、4度のサイ・ヤング賞に輝いた右腕で100球以下の完封を13度記録しています。
ブレーブス時代の97年7月22日カブス戦はわずか76球と異常な記録を達成しています。
98年6月27日ブルージェイズ戦は102球ながら、1時間46分で9回完封勝利とこちらも素晴らしい記録を残しています。
マダックスを達成した日本投手は4人になります。 ☆ドジャース・黒田投手が08年7月7日のブレーブス戦で91球 ☆ヤンキース・田中投手が17年4月27日のレッドソックス戦で97球 ☆ブルワーズ・大家投手が05年6月14日のデビルレイズ戦で98球
☆マリナーズ・菊池投手が19年8月18日のブルージェイズ戦で96球
日本投手の完封勝利は10人目で27回目です。 ☆野茂英雄投手 9回 ☆黒田博樹投手 5回 ☆田中将大投手 4回 ☆伊良部秀輝投手 2回 ☆石井一久投手 2回 ☆マック鈴木投手 1回 ☆大家友和投手 1回 ☆ダルビッシュ有投手 1回 ☆岩隈久志投手 1回
☆菊池雄星投手 1回
ちなみに日本投手の1年目の完封は、95年の野茂(3度)、08年の黒田(2度)、14年の田中(1度)に続き4人目の達成になります。
菊池雄星のこれから
朝から最高っすね!
※大リーグ、菊池が初完封で5勝目 大谷は16号など2安打
共同通信 8/19(月) 6:13配信ホワイトソックス戦の7回、中越えに16号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同#MLB #菊池雄星 #大谷翔平 pic.twitter.com/IVyqYufUHr
— ラモン・ろっこ・めぐミルク (@syoutaro037) August 19, 2019
今年の菊池雄星投手はここまで、メジャーにうまく溶け込めていなかった感じがします。
特に5月9日のヤンキース戦での松ヤニ疑惑から調子があがらなかったと思われます。
メジャーでは松ヤニを使用しての投球は不正投球になりますが、実際はばれずにうまく利用すればOKという感覚になっています。
松ヤニを使用する事で球のすべりをおさえ、頭部へのデットボールが少なくなるからです。
ただ、ヤンキース戦では、あからさまだった為に話題になりましたが、ルーキーという事もありおとがめはありませんでした。
今回はメジャーに来て、一番の投球をしたので、これから流れは変わるような気配はします。
何とか勝ちが負けを上回るようにするのが、今年の目標になるでしょう。
そうすれば、1年間のローテーションを守った事で評価はぐっとあがるはずです。
–スポーツ