ポーカーには戦術（gto ポーカー）があります。より正確に言えば、ポーカーには戦術がある種類のものがあります。テキサスホールデムと呼ばれるルールのものです。マインドスポーツと呼ばれるものの一つで、頭を使って戦略を組み立てます。カジノゲームの一つであることもあり、バカラ、ルーレット、スロットなどは運の要素が強いため、ポーカーも運と考える人が多いですが、実はそうではなく実力差が出るゲームになっています。
ポーカーの戦略とは？
ポーカーの戦略は細かいものを入れるとたくさんありますが、「エクスプロイト」と「GTO」と呼ばれるものが主要なものになります。エクスプロイトとは「搾取」という意味のもので、簡単に言うと相手を陥れるような戦略を指します。相手の癖を見抜き、そこに付け込む形でアクションを取っていきます。相手の癖を見抜くことが重要なポイントになります。例えば、素人がよく使う戦略として、ある役以上だったらレイズすると決めていることがあります。例えば２ペア以上などです。その場合は単純に自分の手札を確認し、2ペア未満だったら勝負を避けることで、長い目で見ると勝率を上げていくことができます。実際にはこんな単純な戦略を立てることはまずないのですが、エクスプロイト戦略というのは相手の癖を見抜くということから始まります。相手の癖は、何度もポーカーで勝負をして相手を観察していくことで見破ることができます。
次に、GTO（Game Theory Optimal）戦略です。これはエクスプロイトとは逆の戦略と言われます。相手に搾取されないように行動する戦略です。具体的に言えば、特定のプレイを頻繁に行ってしまうと、相手に癖を見抜かれてエクスプロイトされてしまうことがあります。GTOはこのような事態にならないようにふるまうことです。癖を見抜かれないということは、相手がエクスプロイト戦略を使えなくなる、ということになります。
まとめ
今回説明したようにポーカーには戦略があるのですが、それでも「本当にそうか？」、「戦略の部分はほんの少しでほぼ運じゃないか？」と感じた人がほとんどだと思います。実際、運の要素があることも事実です。ではその運と実力の割合はどのくらいになるのかと言えば、これは正確に言うことはできませんが一度本格的にポーカーをプレイしてみることで感じ取れると思います。ポーカーは大会も開催されるマインドスポーツであり、勝負にこだわる形でプレイすれば意外と実力の部分が大きいと感じることができるはずです。
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